【シンガポール】税制改革を実施、高級車の自動車税がより高額に

シンガポール
Bernd HildebrandtによるPixabayからの画像

ローレンス・ウォン副首相兼財務相が14日に発表した2023年度(23年4月~24年3月)予算案で、税制改革が実施され高級車の自動車税がより高額になることが明らかになった。

自動車に関する税制措置では、車両の追加登録料(ARF)を高級車を対象に引き上げる。ARFは公開市場価格(OMV)が8万ドル(約800万円)以上の場合OMVに対して、現在の220%から320%へ引き上げる。

ARFの導入は2013年発表され、昨年の税制改革では、OMVが8万ドル以上の高級車のARFがOMVの220パーセントに引き上げられたばかりだ。

ウォン副首相兼財務相は自動車税に関し、「高級車と大衆車をもっと区別し、高級車にはより高い税率をかける余地がある」と指摘した。今回の税制改革により影響が及ぶのは上位3分の1の自動車で、年間約2億ドルの追加税をもたらすと述べた。

国内のプレミアムカー市場を冷却するもう1つの政策として、車両を早めに処分した場合に払い戻される優遇追加登録料(PARF;10年目までに登録抹消された車の残存価値に対しての払い戻し)に6万ドルの上限が設けられる。払い戻し額は車齢をもとに計算されるが、これまでは上限が設定されていなかった。

自動車の新しい税率とPARFの上限6万ドルは今月2回目の車両購入権(COE)入札日となる2月22日から導入される。

※ソース

Budget 2023: Tax for higher-end cars to rise again; ARF to go up from 220% to 320%
The changes will take effect from the next round of COE bidding. Read more at straitstimes.com.
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