【シンガポール】「トムとジェリー」、初のローカライズ版はシンガポールが舞台

シンガポール

世代を超えて広く愛されているアニメ「トムとジェリー」の初となるローカライズ版がシンガポールを舞台として製作された。

ローカライズ版はワーナー・ブラザース・アニメーションとの協力によりアジアで制作。シンガポールを拠点とする2つのアニメーションスタジオ、Robot Playground MediaとChips And Toonがストーリーとデザインを担当し、インドのAum Animation Studiosがアニメーションを手掛けた。

各エピソードは3分間で、全7つのエピソードは今年後半にアジア太平洋地域のカートゥーンネットワークと東南アジア、台湾、香港のHBO Goで初公開され、その後国際的に展開される予定だ。また、パイロット版は8月に公開される。

各短編エピソードでは、トムとジェリーがシンガポールの街を駆け抜ける中で、マーライオンやマリーナベイサンズなどのおなじみの名所が登場することが期待されている。

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの子供向けコンテンツ責任者(東南アジア)のクリストファー・ホ氏は、「ローカライズされた短編アニメシリーズは、ハンナ・バーベラ・プロダクションが1950年代に取り入れた音楽とアニメスタイルを、モダンなシンガポールの味付けで蘇らせたものだ」と語った。

加えてホ氏は、特徴的なランドマーク、背景、雰囲気を持つシンガポールはアニメ「トムとジェリー」にユーモアを加える理想的なロケーションであり、今後はシンガポールやアジア域内のクリエイティブな人々と協力して、このプロジェクトを地域内外に展開していくと述べた。

※ソース

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