新型コロナの影響から航空業界が回復しつつある中、15日にチャンギ空港からの出国手数料がこれまで
より6.90ドルを高い59.20ドルとなることが発表された。
出国手数料の合計は11月1日から59.20ドル、2023年4月から62.20ドル、2024年4月から65.20ドルと段階的に引き上げられる。
チャンギ空港を出発する乗客は現在、チャンギ空港グループ(CAG)が徴収する乗客サービス・セキュリティ料金35.40ドル、政府が徴収する航空料金6.10ドル、空港開発料金10.80ドルの合計52.30ドルを出発手数料として支払ってる。
シンガポール民間航空局(CAAS)とCAGは共同声明で、11月1日より前に航空券が発行されている乗客は、値上げ後の手数料や課徴金を支払う必要はないと述べた。
声明によると、トランジットの乗客の出国料は変更されず、フライトごとに空港使用料として9ドルを払い続けることになるという。また、航空会社は駐機料と着陸料の負担が増える。
徴収された料金は、CAGの運営やターミナルの現在のインフラ整備、将来の開発計画、CAASの航空ハブ開発および規制機能などに使われるとのこと。
また今週、チャンギ空港はパンデミックによる航空輸送量の激減で2020年5月に閉鎖されたターミナル4を12日に再開。年間1600万人の乗客の処理能力を持つT4の再開は、10月11日からのターミナル2の南半分の再開と同様に、チャンギ空港のキャパシティを増やすことになる。
これにより、チャンギ空港の処理能力は、コロナ前の年間7000万人の乗客のレベルにまで回復するとみられている。
※ソース

Travellers flying out of Changi Airport to pay higher charges from Nov 1
Passengers whose air tickets are issued before Nov 1 will not pay higher fees and levies. Read more at straitstimes.com.