【シンガポール】ゲームセンターの景品、上限100ドル相当に

シンガポール
The cap on prize value aims to reduce the risk of “gambling inducement”, especially among young people. ST PHOTO: KUA CHEE SIONG

アミューズメント・センターなどのゲームで獲得できる景品は、3月1日から上限100ドル相当に制限される。

内務省(MHA)は2月1日に、アミューズメント・センターなどのゲームは偶然性に基づくものが増えており、スマートフォンなどの高額景品が射幸心を煽っているとし、実質的にギャンブルに似たものになっていると警鐘を鳴らした。

同省によると、景品の金額に制限を設けることは、特に若者の「ギャンブル誘発」のリスクを減らすことを目的としているという。

同省は、海外では景品額に制限を課している国があると指摘。例えば、英国ギャンブル委員会は、クレーンゲームの景品は50ポンド(84シンガポールドル)相当に制限されている。

ゲーム景品額の上限とは別に、3月1日からアミューズメント・センターなどの運営者に対し、景品として現金、現金等価物、商品券、クーポンを提供することや景品の買い取りを禁止する。

同省は事業者に高額景品の在庫を管理する時間を与えるため、2023年2月6日に新たな規制について告知。また、2024年1月31日には事業者に、まもなく課される規制を顧客に知らせるよう促す勧告をだした。

3月1日以降、これらの制限を守らない事業者は、最高2万ドルの罰金、またはパブリック・エンターテインメント・ライセンスの停止もしくは取り消し処分を受ける可能性がある。また、違法賭博で有罪となり、最高7年の懲役と最高50万ドルの罰金が科せられる可能性もある。

※ソース

Value of prizes to be won at amusement centres and fun fairs capped at 0 from March 1
Apart from the 0 cap, two additional restrictions will also take effect on March 1. Read more at straitstimes.com.
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