シンガポール政府観光局(STB)の発表(7月14日)によると、2022年上半期の外国人観光客数は前年同期比12倍の150万人だった。
来訪客数を国別にみると、トップのインドネシアが28万2,000人、2位のインドが21万9,000人、3位のマレーシアが13万9,000人だった。上位3カ国に4位のオーストラリア(12万5,000人)と5位のフィリピン(8万1,000人)を合わせると、1~6月期の来訪客数の56%を占める。
同期間の来訪客の平均滞在日数は7.1日で、2019年の3.4日の倍以上となった。
シンガポールの来訪者数は新型コロナウイルス感染拡大を抑えるために渡航が制限されたことにより、2020年には前年比80%減の270万となり、2021年は33万人まで減少した。
来訪客数は2019年に過去最高の1,910万人を記録し、観光収入は277億シンガポール・ドル(2兆2,463億円)を記録した。
STBは2022年通年の来訪客数が400万~600万までに回復すると期待している。
