10月17日にペリエ社が主催する「世界のベストバー50(The World’s 50 Best Bars)」の授賞式がアジアで初めてシンガポールで開催され、シンガポールからはアジア最多の3軒のバーが入賞した。
シンガポールのバーでベスト50にランクされたのはAmara Hotel内のJigger & Pony(14位)、Sago StreetのSago House(32位)、Parkview SquareのAtlas(48位)で、これら3軒のバーは
2022年にそれぞれ12位、51位、67位にランクされていた。
前週10月10日に発表された「世界のベストバー51~100」でも、シンガポールから28 HongKong Street(59位)、Manhattan(63位)、Nutmeg & Clove(64位)、Analogue Initiative(78位)、Native(83位)の5軒のバーが選出された
また、初開催のBareksten Best Bar Design Awardを獲得したNight Hawkを含め、小さな都市国家のバーが世界的にも高く評価された。
しかしながら、「世界のベストバー50」に選出されたアジアのバーは10軒のうち、最高位だったのはバンコクのSocial Club(13位)だったことから、シンガポールの関係者は、さらなる進化が求められていると受け止めているようだ。
「世界のベストバー50」は2009年から発表されており、イギリスのメディア会社であるWilliam Reed Business Mediaの主催で、世界で活躍するバーテンダー、バーオーナー、ドリンクライター、カクテル愛好家等の業界専門家グループ等を含む680人の業界専門家グループ「Asia’s 50 Best Bars Academy」の投票に基づいていてランキングが決まる。
2023年のベストバーに輝いたのは前年3位だったバルセロナのSipsで、2022年のベストバーであったバルセロナのParadisoは4位に後退した。
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