【タイ】大麻の合法的使用容認か、規制薬物リストからの除外を提案

タイ

タイの食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)は1月19日、大麻使用の合法化に向けて規制薬物リストから大麻を削除することを麻薬管理委員会に提案する。提案可決には委員会の承認を経て、最終的にアヌティン・チャーンウィラクン保健相の承認が必要となる。

タイは大麻の医療、食品、化粧品への使用を合法化した東南アジアで唯一の国であり、今後は娯楽目的での使用についても合法化する動きがある。

現行の法律では、大麻は麻薬植物リストのカテゴリー5に属しており、大麻を所持していると、最高懲役15年間の刑罰がつく。FDAのウィジッド・サイディーチャイクール副事務局長によると、大麻使用が合法化されると懲役や罰金など恐れることなく大麻が入手しやすくなる。

ウィジッド副事務局長によると、大麻使用が合法化できれば、大麻の葉や茎だけでなく全ての部分から利益を享受することが可能で、法律に従って花、つぼみ、種子を経済的に使用できるという。

タイでは大麻を換金作物として栽培・収穫・抽出することを法律で制限しながらも、自由化に向け断片的なアプローチを試みてきた。個人が大麻を所持することは許されていないが、国は企業が経済活性化などを目的に大麻を取扱うことを許可している。

2021年12月9日には大麻の葉や茎を麻薬植物リストから除外した麻薬法が発効され、今後は医療用大麻を活用した医療ツーリズムを推進していく計画もある。また大麻を使用した石鹸や化粧品などは大麻使用の合法化で最も恩恵を受ける商品として注目される。

一方、完全な合法化や自由化について、Krungsri Researchのアナリストであるチャイワット・ソウチャロエンスク氏は、大麻には幻覚作用や記憶への影響が懸念されるテトラヒドロカンナビノールが含まれいるため、娯楽目的での使用は引き続き規制されるだろうと述べた。

ソース

Thailand plans to decriminalise marijuana
But the Food and Drug Administration proposal still needs to be approved by the health minister.  . Read more at straitstimes.com.
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