タイ・コメ輸出業協会(TREA)の発表によると、タイとベトナムは今年、世界第2位の米輸出国の座を争っている。
TREAによると、2024年第1四半期の統計では、インドが前年同期比28.1%減ながら430万トンと最も多くの米を輸出。2位はタイの246万トン(前年同期比19.4%増)、3位はベトナムの218万トン(前年同期比17.7%増)、4位はパキスタンの198万トン(前年同期比68.5%増)、5位はアメリカの80万トン(前年同期比90.5%増)であった。
TREAによると、今年第1四半期のタイの米輸出額は567億3,000万バーツで、前年同期比49%増となった。
同協会は4月の米輸出量を約80万トンと見積もっており、そのほとんどはインドネシア、フィリピン、マレーシア、日本からの白米購入契約によるものである。
一方で、ジャスミン米は、アメリカ、カナダ、香港、シンガポール、ヨーロッパの複数の国からの需要が増えているとTREAは述べ、タイ米はバーツ安のおかげで世界市場でより魅力的になっているが、価格はまだ競合国より若干高いと付け加えた。
4月30日現在、タイ産の白米(不純物の含有率が5%以下)の価格は1トンあたり599ドルで、ベトナム産の583ドル、パキスタン産の582ドルに対し割高となっている。また、タイ産スチームライスの価格は1トン当たり602ドルで、インド産は541ドル、パキスタン産の605ドルである。
※ソース
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