タイは同性婚を合法化する計画を推し進めており、下院に設置された委員会は3月14日、民法・商法改正案を承認した。同性婚が合法化となれば、東南アジア初となる。
改正草案が下院を通過後、施行されるまでには、上院の最終承認、そして王室の承認が必要となる。同委員会のアカラヌン・カンキッティナン氏副委員長によると、このプロセスは2024年末までに完了する予定だという。
改正草案では、結婚の構成について「男女」から「2人の個人」へ変更と、公的な法的地位について「夫婦」から「性別のない夫婦」への変更を提案している。
この法案は、同性カップルに、民法や商法の下で異性のカップルが現在享受しているのと同じ基本的権利を保証することを目的としている。
2023年9月に誕生したタイのセター首相は結婚の平等に関する法案を政権公約に掲げてきた。内閣は2023年12月にこの法案を閣議決定し、国会はその数日後に第一読会で承認した。
現在、アジアで同性婚を認めているのは台湾とネパールのみで、世界でも40カ国未満である。
アジアの他の地域では、LGBTQの権利を促進するための取り組みが、程度の差こそあれ成功を収めている。
※ソース
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Thailand lawmakers set to approve changes to legalise same-sex marriage
It would make Thailand the first country in South-east Asia to guarantee equal marital rights. Read more at straitstimes.com.