タイ内閣は7日、同性カップルの権利を認める法案を承認した。内閣は事前に法案に反対しないLGBTQや宗教団体からの意見を受理している。
政府のラチャダ・タナディレク副報道官は、法案は全ての性別の人々に平等の権利を提供するうえで重要なステップだと主張した。
法案では、同性のカップルが子供を養子にし、相続権を主張し、財産などの資産を共同で管理することができる。
現段階では同性婚を許可するものではないが、法案が可決されれば、アジアでは台湾に次いで2番目、東南アジアでは初めての同性結婚を合法化する国となる可能性が高い。
タイでは6ヵ月前に憲法裁判所がLGBTQ個人の権利を保証するために法の改正を求めたが、内閣は結婚の平等を認めなかった。
同性婚の合法化については、多くの若者の支持を得て2年前に法案が提出されたが成立には至らなかった。
タイは性的少数者の楽園として多様性豊かで魅力あふれる国であることをPRし、LGBTQをはじめとするあらゆるセクシュアリティの人たちに向けた観光プロモーションや環境整備を行っている。
※ソース
https://www.businesstimes.com.sg/government-economy/thailand-to-be-south-east-asias-pioneer-with-same-sex-union-bill