【ベトナム】国内生産車の登録料を50%引き下げ、不振の自動車産業を支援

ベトナム

ベトナム政府は6月28日、国内生産車の自動車登録料を50%引き下げることを発表した。国内生産車の販売を促し自動車メーカーを支援する。

28日に公布された政令によると、登録料の引き下げは7月1日から12月31日までの6カ月間で、対象となるのは国産車および国内で組み立て生産された自動車となる。

自動車登録料は各地域の特別消費税や付加価値税を含む本体価格に乗じて計算され、ハノイとハイフォンでは本体価格の12%、ホーチミン市では10%となる。

ベトナムではコロナ禍のなか2020年と2022年に、国内で生産する自動車メーカーを支援する目的で、自動車登録料半年間同じ50%引き下げた。この措置により、販売台数はいずれも倍増した。

しかし、財務省は先に、経済活動と輸出の不振が続き、高インフレとGDP成長率が減速しているなか、今回の登録料減額措置は前回ほど効果的でないかもしれないと述べた。

ベトナム自動車工業会によると、2023年1~5月の自動車販売台数は11万3,500台で、前年同期比36%減となった

※ソース

Vietnam halves car registration fees to boost sales - VnExpress International
Vietnam has cut car registration fees in half for locally-made or assembled cars as authorities hope against hope that the move will boost sales.
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