高島屋は、20億円(1300万米ドル)を投じて、2026年以降にハノイに商業施設を開業する計画を進めている。同社の村田善郎社長が日経新聞のインタビューで明らかにした。
東南アジアと中国に5つの商業施設を展開している高島屋の海外出店は2018年のバンコク店オープン以来となる。同社はまた、2016年にホーチミン市1区にオープンした既存商業施設の拡張も計画している。
本国での激しい競争と経済衰退に直面する高島屋は、より良い機会を求めて東南アジアに目を向けており、中産階級が急速に拡大しているベトナムをこの地域で最も魅力ある市場だと考えているようだ。
村田社長は、ベトナムの消費者がより高い生活水準を目指す中、日本からの高品質な商品への需要は高まると期待している。化粧品、食品、子供服などの特定の商品を販売するために、日本人スタッフの雇用も検討していると述べた。
高島屋は、商業用不動産に加え、現地企業と提携して学校も建設・運営しており、将来的には、ベトナムの他の不動産プロジェクトにも投資する予定だ。
2027年までにベトナムでの利益を倍増させるという目標を掲げているが、海外市場で商業(開発)だけで利益を追うのは厳しいため、複数の事業を組み合わせて収益の引き上げを目指す。
※ソース
Japanese retail giant Takashimaya to open first mall in Hanoi - VnExpress International
Japanese retailer Takashimaya plans to invest 2 billion yen (US million) in building a 10,000-square-meter shopping mall in Hanoi, its first in the city.