【ベトナム】億万長者のタクシー企業がラオスに事業展開

ベトナム
GSM taxis seen in central Quang Nam Province. Photo courtesy of GSM

ベトナムで最も裕福な人物であるファム・ナット・ヴオンが所有する電気タクシー会社GSMは、今年ラオスに進出し事業を開始する。

GSMは、VinFastの電気自動車だけを使用しており、ラオスには初期段階で150台の電気タクシーを輸送し、年末までにその数を1,000台に増やすことを目指す。

同社は最終的に、ベトナムでの事業と同様に、VinFastの電気自動車の販売およびリースの事業展開を計画している。

GSMのグエン・ヴァン・ タインCEOは、自身のSNSで「これはGSMの海外進出計画の第一歩であり、地域および世界市場での地位を築くために、ユーザーに電気自動車を紹介するものです」と述べた。

GSMは、VinFastを子会社に持つVingroupの会長ファム・ナット・ヴオン氏によって2022年3月に設立。この会社はタクシーおよびバイクの乗車サービスを提供している。

GSMは、乗車サービスにVinFastの車両を組み込むために、ライドヘイリング・サービスを提供しているのBe Groupと提携している。

VinFastが米国証券取引委員会に提出した第2四半期の報告によれば、GSMはVinFastの車両の最大の購入者である。第2四半期終了時点で、GSMはVinFastから7,100台の電気自動車を購入。事前にGSMはVinFastとの契約を締結し、20万台の電動バイクと3万台の電気自動車を購入することに合意していた。

※ソース

Vietnamese billionaire’s taxi firm to expand to Laos - VnExpress International
GSM, an exclusively all-electric taxi company owned by Vietnam’s richest man Pham Nhat Vuong, plans to open services in Laos this year.
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