シンガポール証券取引所(SGX)は7月21日、米国上場企業を対象とするシンガポール預託証券(SDR)の取り扱いを開始すると発表した。対象はGrab、Sea Limited、SpaceXの3社で、7月22日から国内証券会社を通じて売買できる。
SDRは海外企業の株式を裏付けとする金融商品で、シンガポールドル建て・SGXの取引時間内で売買できるため、米国市場で直接取引する場合に比べ、為替決済や海外口座管理などの手間を抑えながら少額から投資できるのが特徴だ。
SGXは、GrabとSeaをシンガポールの投資家に馴染み深い企業、SpaceXを衛星通信やデジタル経済など長期成長分野を代表する注目銘柄として選定した。最低購入単位は10口とし、若年層や積立投資を行う個人投資家でも利用しやすい設計としている。
一方で、裏付けとなる株式は米ドル建てで取引されるため為替リスクは残るほか、流動性は米国市場での直接取引を下回る可能性がある。
SGXによると、2023年に開始したSDR事業は拡大を続けており、2026年第1四半期の売買代金は前年同期比300%超増の1,300万シンガポールドル、保有残高は同153%増の2億8,000万シンガポールドルに達した。個人投資家が保有額の8割超を占めており、海外企業へ投資する手段としてSDRへの需要が高まっている。
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Singapore investors can now gain access to Grab, Sea and SpaceX on SGX
Singapore investors can now easily buy Grab, Sea, and SpaceX on SGX through Singapore Depository Receipts, lowering costs and complexity. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.


