【シンガポール】ジョホール・シンガポール経済特区、両国が協定締結

シンガポール
PM Lawrence Wong and Malaysian PM Anwar Ibrahim exchanged an agreement on the Johor-Singapore Special Economic Zone on Jan 7.ST PHOTO: AZMI ATHNI

シンガポールとマレーシアは1月7日、新たな特別経済区「ジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)」の設立に向けた協定を締結した。両国の首脳は、この経済特区が雇用創出と投資促進を通じて両国に新たな経済機会をもたらすと強調した。

ローレンス・ウォン首相とアンワル・イブラヒム首相は、マレーシア・プトラジャヤで開催された第11回マレーシア・シンガポール首脳会議で協定の交換式に立ち会った。ウォン首相は記者会見で、「JS-SEZはシンガポールとジョホールの強みを活かし、両国のビジネスを長期的に成長させる条件を備えている」と述べた。また、両国が協力して世界規模の新たな投資プロジェクトを誘致することで、経済特区の競争力をさらに高める計画であると語った。

JS-SEZは、シンガポール企業のジョホール進出に加え、両国が連携して国際的な投資を共同誘致する点が特徴である。特に、物資や人々の移動を円滑にする仕組みが整備されることで、ビジネス活動が一層促進される見込みである。

アンワル首相は、「両国がチームとして協力するという取り組みは極めて稀であり、JS-SEZは非常にユニークなプロジェクトである」と述べた。さらに、両国の政治的安定性と明確な経済政策が、投資家にとっての魅力になると強調した。

JS-SEZは、2023年10月にシンガポールで開催された第10回首脳会議で初めて発表された。この経済特区はビジネスと投資の拠点として、両国間の経済連携を一層強化することを目的としている。

※ソース

Johor-Singapore Special Economic Zone agreement inked at Leaders’ Retreat
PM Wong said the JS-SEZ will create good jobs and more opportunities for people of both countries. Read more at straitstimes.com.
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