空港地上業務および機内ケータリングサービスを手掛けるSATS社は、中国のエクスプレス配送および物流サービスプロバイダーであるSFグループと新たに提携を結び、国際的にサービスを展開していく。
SATS社は7月16日に、同社のWorldwide Flight ServicesやSFグループの貨物運送会社SF Airlinesを含む関連会社の専門知識とサービスを活用し、サプライチェーンの最適化を進めると発表した。
SATS社の発表によると、SFグループは世界第4位(中国では最大)の統合物流サービスプロバイダーで高い信頼性と効率性を持つ企業だという。
SATS社とSFグループは、現在シンガポールとベルギーのリエージュで行っている物流運営とeコマース取扱いの成功を基にして、マレーシアのクアラルンプールなど他の国際的な拠点にも事業を広げていく。これにより、グローバルな物流ネットワークを強化し、より効率的なサービスの提供を目指す。
両社は、新しいeコマース取扱い方法の効果や実現可能性を確認するために、中国の北京とアメリカのニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港で試験を行う。
さらに、SATS社が持つ200以上の拠点と、SFグループの広範な顧客ネットワークを活用して、新しい物流・配送の方法(ネットワークソリューション)や、特別なサービスを見つけ出し構築する計画がある。
※ソース
Sats to expand partnership with China’s SF Group to more global locations
This came after Sats restructured its gateway services business into two new business units. Read more at straitstimes.com.