【ベトナム】2035年までに出生時の男女比を自然水準へ

ベトナム
The skew towards boys in Vietnam’s sex ratio at birth has been among the highest in Asia for years. PHOTO: REUTERS

ベトナム政府は、出生時の男女比を2035年までに自然な水準である「女児100人に対して男児約106人」まで是正する方針だ。保健省がまとめた政府計画の草案で明らかになった。

8月15日に意見募集のため公表された草案によると、出生時の男女比を2030年までに「女児100人に対して男児109人未満」に引き下げ、その後、2035年までに自然水準まで戻すことを目指す。

ベトナムでは長年、出生時の男女比が男児に偏っており、アジアでも特に偏りが大きい国の一つとなっている。草案によると、男女比は2016年に男児112.2人、2018年には114.8人まで上昇。その後は低下傾向となり、2025年には110人となった。

政府は目標達成に向け、胎児の性別を選択する行為を禁じる法律の取り締まりを強化するほか、医療機関への監査を厳格化する方針だ。また、性別選択を目的としたサービスのオンライン広告を監視するとともに、男児を重視する意識を変えるための啓発活動も強化する。

保健省は男女比の偏りについて、根強い「男児を望む」傾向や、家系を継ぐ男子を求める社会的圧力、少子化による家族規模の縮小、さらに出生前に胎児の性別を確認できる技術へのアクセスが容易になったことなどが背景にあると分析している。

草案は、男性が過剰に多い状態が長期化すれば、将来的に深刻な人口・社会問題につながる可能性があると警告。結婚相手を見つけることが難しくなるほか、男女格差の拡大、ジェンダーに基づく暴力、女性や少女の人身売買、さらには社会の安定に対する幅広い影響が懸念されるとしている。

※ソース

Vietnam targets natural sex ratio at birth by 2035, draft government plan shows
It proposes action against sex-selection services and efforts to challenge long-standing preferences for sons. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.
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