シンガポールで、健康寿命の延伸や心身の回復を目的に、サウナや冷水浴、赤色光療法などを提供する「長寿(longevity)」関連のウェルネス施設やクリニックを利用する若者が増えている。
過去4年間で、長寿をテーマとした施設やクリニックが少なくとも8カ所開業。30代を中心に、筋肉の回復や認知機能、睡眠などを意識してサービスを利用する人が増えているという。
House Longevityでは、約50人の顧客の大半が30代前半。施設側は、比較的手頃な料金と身体への負担が少ない施術が若い世代を引きつけていると説明する。利用者の中には、健康を長期的に維持し、好きな活動をより長く続けることを目的に、若いうちからウェルネスに時間とお金をかける人もいる。
専門家は、SNSやウェアラブル端末の普及が若者の健康への関心を高めていると指摘する。睡眠や運動、食事などのデータを日常的に確認できるようになり、自身の健康状態をより具体的に把握しようとする傾向が強まっているという。また、こうした施術は体験型の要素が強く、ライフスタイルの一部としてSNSで共有されることも、若者の利用を後押ししている。
一方、専門家は、ウェルネス施術だけで健康長寿が実現するわけではなく、十分な睡眠、適切な食事、運動、社会とのつながりなど、基本的な生活習慣が重要だと強調している。
シンガポールでは100歳以上の人口も増加しており、AIやパーソナライズド・ヘルスケアなどの技術の進展も「健康長寿」への関心を高める要因となっている。こうした中、長寿を単に「老化を遅らせること」ではなく、「より良く年齢を重ねること」と捉え、若いうちから健康管理に取り組む動きが広がっている。
※ソース

More young Singaporeans seeking recovery treatment at longevity-related wellness centres and clinics
More young Singaporeans are seeking affordable longevity wellness treatments like saunas and red light therapy to prioritise recovery and overall well-being. Read more at straitstimes.com.

