マレーシア人旅行者向けのQRコードシステムは、シンガポールとの国境での入国審査を迅速化することを目的とした試験的なQRコードシステムで、7万人近くのマレーシア人旅行者が利用登録を済ませた。
試験期間の初日6月1日、同システムは大きな障害もなく順調に機能。ジョホール州入国管理局のモハド・ファイザル局長代理は、登録者数が大幅に増加したことは、多くの旅行者が新しい入国審査方法に興味を持ってくれたことの表れだと述べた。
スルタン・アブ・バカール税関・入国管理・検疫施設(KSAB)では、入国審査を通過する手段は他にもあるが、バスの乗客の大半がQRコード方式を選択したという。
モハド・ファイザル局長代理は、小さな問題はみられたものの、完全にシステムが導入される前に継続的な改善が行われることを強調。
同局長代理によると、QRコードシステムにより、KSABでの満員バスの通関時間は75%以上短縮できるという。新システムでは、平均20人ほどの乗客を乗せたバス1台の通関時間は5分程度になる。
3カ月に渡る試験期間では、バスと二輪車によるマレーシア人旅行者を対象としており、新システムの専用レーンはバス乗客用に6レーン、二輪車用にさらに10レーンが設けられている。
※ソース
70,000 people opt for new immigration clearance QR code method to cross Johor-Singapore border
The first day of the proof-of-concept period on June 1 "went smoothly", said Johor's Immigration Department. Read more at straitstimes.com.