クアラルンプール国際空港(KLIA)の新ターミナル建設と収容能力拡大計画が進行中であることが、マレーシア運輸省によって明らかにされた。
同省は12月11日、議会への書面回答で、KLIAマスタープランに基づく複数のターミナル拡張プロジェクトがマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)を通じて検討されていると述べた。
この長期計画には、第1ターミナル(T1)および第2ターミナル(T2)の段階的な拡張が含まれている。これにより、T1の年間旅客処理能力は現在の3,000万人から5,900万人へ、T2は4,500万人から6,700万人へとそれぞれ大幅に増強される見込みである。
さらに、MAHBは第4滑走路の新設および第3ターミナル(T3)の建設を将来的に検討しているという。同省は「これらを合わせた長期的な拡張計画により、KLIAの年間収容能力は1億4,000万人に拡大し、1時間あたりの航空機運航回数も108回から154回に増加する」と説明している。
また、MAHBは新たに2つの専用ターミナルの追加も検討中である。それは、有料のプライベート&プレミアムターミナル(PPT)と、ハッジおよびウムラ巡礼専用ターミナルである。
※ソース
New terminals, fourth runway being considered for Kuala Lumpur airport expansion
The proposed expansion would see the airport's Terminal 1 capacity nearly double. Read more at straitstimes.com.