【シンガポール】ブラジルの鳥インフル発生で鶏肉供給に懸念 

シンガポール
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

世界最大の鶏肉輸出国ブラジルで高病原性鳥インフルエンザが商業農場で確認され、複数の国がブラジル産家禽類の輸入を一時停止した。輸入に依存するシンガポールでは、今後の鶏肉供給や価格への影響が懸念されている。

発生は5月16日、ブラジル南部のモンテネグロ市で確認された。当局は封じ込め措置を実施し、1万7000羽の鶏を殺処分、450トンの卵を廃棄した。日本、中国、EUなどは感染拡大を防ぐため、特定地域からの輸入を停止した。

高病原性鳥インフルエンザは、鳥類間で感染しやすく、人への感染例も報告されている。人用のワクチンは存在しない。

シンガポール食品庁(SFA)によると、シンガポールは食料の90%以上を輸入に頼っており、2021年時点ではブラジルが鶏肉供給の48%を占めていた。SFAは、感染症の発生や各国の政策変動により、シンガポールの供給網が脆弱であると警告している。

過去にはマレーシアの輸出停止により国内価格が急騰し、業者の一部が営業停止に追い込まれた事例もある。現在、シンガポールは供給元を多様化しており、30カ国以上から鶏肉の輸入を認可している。今回のブラジルでの発生を受け、さらなる対応が注目される。

※ソース

No poultry or poultry products imported from Brazil farm hit by bird flu outbreak, say S’pore authorities
Brazil ranked as Singapore’s top supplier of chicken from 2019 to 2021. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.
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