【シンガポール】Collins Aerospace、航空宇宙生産能力を強化

シンガポール
Seletar Aerospace Park is home to more than 70 aviation industry players, which includes GE Aviation and Bombardier. PHOTO: JTC

最先端技術を活用した航空宇宙/防衛製品を提供するCollins Aerospaceは7月24日、シンガポールでの製造施設をベドックからセレター・エアロスペースパークに移転すると発表した。

セレター・エアロスペースパークはシンガポール政府の支援を受けており、シンガポールの航空宇宙産業の成長を促進するための重要なインフラとして機能している。研究開発施設、トレーニングセンター、ビジネスオフィスなど、さまざまな施設が集まっているため、航空宇宙関連企業にとって理想的なロケーションである

Collins Aerospaceはシンガポールの主要な航空宇宙産業拠点に製造施設を移転することにより航空宇宙生産能力の向上を目指す。

施設の建設は2025年第4四半期に始まり、2027年までに完成する予定である。新拠点での生産は2028年に開始される。

Collins Aerospaceは、複数年にわたる移行計画により、ベドックとセレターの両施設で二重生産能力を維持する予定である。

同社のウェブサイトによると、ベドック工場では現在、先端技術を駆使した航空宇宙部品や、航空機エンジンで一般的な発電機であるハミルトン・サンドストランド定速ドライブ用ギアを製造している。

シンガポール経済開発委員会のシンディー・コー副社長は、今回の移転は「航空宇宙産業のリーディングカンパニーと長期的な成長に向けて提携する」良い例だと述べた。

同社のシンガポール拠点はアジア太平洋地域の本部であり、2,000人以上の従業員がメンテナンス、修理、オーバーホール・サービスのほか、製造、販売、マーケティングを行っている。

※ソース

Collins Aerospace relocating S’pore manufacturing facility to new 6 million site in Seletar
It will maintain production capabilities at the Bedok and Seletar sites as part of its transition plan. Read more at straitstimes.com.
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