イタリア料理店「Kucina Italian Restaurant」が、新たなコンセプト店「Kucina Kiosko」を313@Somersetにオープンした。8月15日にソフトオープンした同店は、フードリパブリック313@Somerset内にあるムスリムフレンドリーのキオスクで、手打ちパスタやサワードウピザ、イタリアンデザートを手頃な価格で提供している。
キオスクを共同経営するのは、Kucina Italian Restaurantを運営するアレッサンドロ・ロ・ジュディチェ氏(64)。本格的なイタリア料理を品質を損なわずにより多くの人に届けることが目標だという。同氏は「これは大衆ブランドだ。すべてのコミュニティに届け、最終的には世界展開を目指す」と語り、今後シンガポールで5店舗を出店する計画を明かした。
店で使用するパスタは卵黄とセモリナ粉のみで作られ、水は一切加えない。週2回製造し、冷蔵保存している。種類はスパゲッティとカサレッチェ(短くねじれた形のパスタ)の2種類。アルデンテの食感を保ちつつ、シンガポールの人々が好むやや柔らかめの食感に仕上げているという。
メニューの最安値は「クリーミーチーズホイールスパゲッティ」(7.90ドル)で、最高値は「シグネチャーミートボールソースカサレッチェ」(15.90ドル)だ。後者は共同経営者でシェフのジェロ・ディマリア氏(50)のレシピによるミートボールソースを使用し、仕上げにパルメザンチーズを削って振りかけている。
そのほかの人気メニューには「カルボナーラ風スパゲッティ」(12.40ドル)がある。ターキーベーコンとポーチドエッグを使い、グラナ・パダーノチーズホイールで和える。伝統的なカルボナーラは生卵を用いるが、食品衛生上の理由から真似はできないため、スービッド卵を添えて提供している。客は黄身を崩して混ぜることで、カルボナーラを思わせる味わいを楽しめる。
「アランチーニ」(7.90ドル)も注目の一品だ。ターメリックで色付けした出汁で煮た米を牛肉ラグーとモッツァレラで包み、パン粉をまぶして揚げたシチリア風ライスボールである。熱々を切ると中からチーズとラグーが溶け出す。
ピザでは「ディアボラ」(17.20ドル)が人気だ。スパイシーチキンサラミをのせたサワードウピザで、小麦・米・大豆粉をブレンドし長時間発酵させた「ピンサ・ロマーナ」生地を使い、軽やかでカリッとした食感が特徴である。
デザートにはアルコール不使用の「ティラミス」(11.90ドル)や、ハラル認証の牛由来ゼラチンを用いた「パンナコッタ」(10.90ドル)がある。後者は保存料や安定剤を加えず、ラズベリーソースを添えて提供する。
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