タイ国際航空(Thai Airways International)は、燃料費の高騰を受けて航空券価格を10〜15%引き上げる方針だ。中東から欧州へ旅行先を変更する利用者が急増し、需要が「圧倒的に高まっている」ことも背景にある。最高財務責任者(CFO)のチェルドチョム・テルドティラサック氏が3月11日の投資家向けビデオ会議で明らかにした。
同氏によると、今月の欧州路線の多くは座席利用率が約90%に達しているという。
また、原油価格がさらに上昇すれば、燃油サーチャージを追加で引き上げる余地もあるとしている。
「旅行を予定している乗客は、運賃がさらに上昇する前にできるだけ早く航空券を確保すべきだ」と同氏は述べた。今後2週間は、欧州路線だけでなく他の目的地でも航空券の確保が非常に難しくなる見通しだという。
航空業界では、主要な運航コストの一つであるジェット燃料価格の上昇が大きな圧力となっている。中東情勢の緊張が供給不安を招き、原油価格が不安定な状態にあるためだ。
これを受け航空会社各社は運賃や燃油サーチャージを引き上げており、国際旅行需要が依然として堅調な中で、利用者がどこまで値上げを受け入れるかが試されている。
一方で中東情勢が依然として不安定なため、第2四半期の旅客需要の見通しを示すのは時期尚早だとしている。
タイ国際航空は2025年通期で309億バーツ(約12億4千万シンガポールドル)の純利益を計上した。前年の269億バーツの純損失から黒字転換した。売上高は前年比1.3%増の1,900億バーツとなり、コロナ禍で開始した裁判所監督下の債務再編からの回復が緩やかに進んでいることを示した。
※ソース
Thai Airways to raise fares as fuel costs soar and demand surges
It has room to raise the fuel surcharge further if oil prices continue to climb. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.


