シンガポールの大手銀行 OCBC Bank は6月10日から、機関投資家および富裕層顧客向けに現物金の売買・保管サービスを開始する。地政学的リスクの高まりや経済の先行き不透明感を背景に、シンガポール国内で金を保有したいという需要の増加に対応するものだ。
顧客は1キログラムおよび400トロイオンス(約12.4キログラム)の金地金を購入でき、シリアル番号付きで個別管理されるため、特定の金地金を直接所有できる。同行はこれまでペーパーゴールドを提供していたが、今回のサービス開始により現物金市場へ本格参入する。
OCBCによると、プライベートバンク部門 Bank of Singapore を通じた現物金保有資産は2025年末以降40%以上増加しており、特に超富裕層顧客からの需要が拡大しているという。
今回の参入は、シンガポールが国際的な金取引ハブとしての地位強化を進める中で実施されるもので、現物金投資市場のさらなる活性化につながる可能性がある。
※ソース

OCBC to offer physical gold trading and storage to wealthy clients, institutions in Singapore
The service will be available from June 10. Read more at straitstimes.com.


