シンガポール企業の採用意欲が2021年以来の低水準に落ち込む一方、AI関連スキルや高度な思考力を持つ人材への需要は引き続き高まっていることが、人材サービス大手の ManpowerGroup の調査で明らかになった。
調査によると、回答した企業の66%がAIリテラシーを持つ人材に対して給与プレミアムを支払う意向を示したほか、AIモデル・アプリ開発スキル(64%)やIT・データ関連スキル(56%)も高く評価された。批判的思考力や問題解決能力、コミュニケーション能力などのソフトスキルについても、高待遇の対象となっている。
一方、7月からの四半期については41%の企業が人員規模の維持を予定し、22%が削減を見込むなど、採用には慎重な姿勢が広がっている。背景には地政学リスクや経済の先行き不透明感があるとみられる。
他の調査でもAI人材への高い需要が確認されており、シンガポール企業ではAI導入が急速に進展している。ただし、従業員の間ではAIによる雇用への影響を懸念する声も強まっており、企業には人材育成やリスキリングへの取り組みが一層求められている。
※ソース


