【シンガポール】豪高級茶T2 Tea、シンガポール全店閉鎖で市場撤退へ

シンガポール
T2 Tea has branches at 313@Somerset, Suntec City and Vivocity. PHOTO: T2 TEA/FACEBOOK

オーストラリア発の高級茶ブランドT2 Teaが、シンガポール国内の全店舗を閉鎖し、市場から撤退することが明らかになった。英紙報道によれば、撤退理由は公表されていない。

同社は313@Somerset、Suntec City、VivoCityの3拠点で店舗を展開していたが、現在はいずれも在庫一掃セールを実施しており、商品は最大30%割引で販売されている。

3月16日時点でSuntec City店を確認したところ、店内在庫の大半はすでに売り切れており、最終営業日は3月25日となる見通しだ。なお、オンラインストアでの販売は引き続き継続される。

T2 Teaは1996年にMelbourneで創業した専門茶小売チェーンで、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールで事業を展開してきた。2013年には英消費財大手Unileverの傘下に入り、2021年には同社の茶事業(T2 Teaを含む34ブランド)が投資会社CVC Capital Partnersに売却された。

シンガポールでは2017年に313@Somersetへ初の旗艦店を出店し、アジア市場に進出。100種類以上の茶葉を取り扱い、定番商品に加え、現地の嗜好を取り入れた独自ブレンドも展開してきた。

一方で、近年は事業環境の変化に直面しており、2023年には「前例のない変化」を理由に英国市場から撤退。全店舗およびオンライン販売を終了し、より本拠地に近い市場への集中方針を示していた。

2025年6月時点では、同社の店舗数はオーストラリア、ニュージーランド、シンガポールで計62店とされていた。今回のシンガポール撤退は、同社の海外戦略見直しの一環とみられ、今後のアジア展開に影響を与える可能性がある。

※ソース

T2 Tea shuts all Singapore outlets
Australian tea brand T2 Tea is closing all three of its stores in Singapore, after closing UK stores in 2023. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.
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