テルモベトナムと第一三共ベトナムは、急性冠症候群(ACS)患者の治療支援を目的に提携を発表した。両社は、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)に関する知識と技術の向上、救急(ER)や集中治療室(ICU)、外来診療との連携強化、さらにはPCI後のケアの充実を図る。この協力により、より良い治療成果の実現を目指す。
今回の提携について、テルモアジアホールディングスの会長兼マネージングディレクターである赤池俊幸氏は、「この提携は、医療従事者を支援するという我々のコミットメントを反映したものである。協力を通じて、より良い臨床判断と治療成果の向上に貢献したい」と述べた。
テルモベトナムは医療機器を専門とし、第一三共ベトナムは特に抗血小板薬を中心とした医薬品分野で知られている。両社は、ACS患者の治療における重要な領域での知識共有と技術向上を進め、医療従事者のサポートを強化する。
テルモ(東京証券取引所:4543)は、100年以上にわたり「医療を通じて社会に貢献する」ことを使命とするグローバルな医療技術企業である。東京を拠点に世界各地で事業を展開し、30,000人以上の従業員を擁し、160以上の国と地域で革新的な医療ソリューションを提供している。PCIや心臓外科手術、輸血・細胞治療技術、糖尿病ケアや腹膜透析など、幅広い事業を展開しており、今後も患者や医療従事者、社会全体に貢献していく考えだ。
第一三共は、日本のグローバル製薬企業で世界20カ国以上で事業を展開し、100年以上にわたる科学的専門知識と有望な新薬の開発パイプラインを活かしている。15,000人の従業員とともに、革新的な治療法の開発と患者ケアの向上に取り組んでいる。
※ソース

Terumo and Daiichi Sankyo partner to support cardiovascular care in Vietnam - VnExpress International
Terumo Vietnam Medical Equipment (Terumo Vietnam) and Daiichi Sankyo Vietnam have signed a Memorandum of Understanding (MoU) to collaborate on advancing cardiovascular expertise in Vietnam.