ベトナムの電気自動車(EV)メーカー、ビンファスト(VinFast)が展開する小型SUV「VF 5」が、同セグメントで圧倒的な存在感を示している。
VF 5の販売台数は2025年1〜8月で2万7,000台を突破し、同セグメントに属するガソリン車3モデル(キア・ソネット、トヨタ・ライズ、ヒョンデ・ヴェニュー)の合計販売台数6,700台の4倍に達した。これにより、低価格帯都市型クロスオーバーSUV(A+セグメント)市場をほぼ独占する形となった。
一方、ガソリン車は軒並み不振で、ソネットは前年同期比26%減、ライズは15%減、ヴェニューは41%減と大幅に落ち込んだ。セグメント全体のガソリン車需要も約26%縮小しており、EVへのシフトが鮮明になっている。
8月単月の販売ではVF 5が2,700台超を記録し、ライズとヴェニューの累計販売台数を一気に上回った。同モデルは個人ユーザーのみならず、配車サービス事業者からも高い評価を得ており、実用的なデザインと低コスト運用が支持の背景にある。
価格設定は同セグメントの中間帯に位置するものの、電気自動車の登録料免除といった政府の優遇策により、コストパフォーマンスの高さが際立っている。現在、このセグメントで唯一の輸入車はインドネシア製のライズであり、その他は国内組立が中心だ。
さらに10月には、スズキが新型「フロンクス」を投入する予定である。インドネシアから輸入される同車は、ガソリンエンジン仕様に加え、小型モーターとバッテリーで内燃機関を補助するマイルドハイブリッド仕様も展開される見通しである。
※ソース

VinFast city car VF 5 sells 4 times more than all rivals combined - VnExpress International
Vietnamese electric automaker VinFast’s VF 5 sales surpassed 27,000 units in the first eight months, four times that of the total of three gasoline-powered competitors in the same segment.


