【ベトナム】GSMがインドネシアでEVタクシーサービスを開始

ベトナム
Xanh SM taxis seen on a road in Indonesia. Photo courtesy of Green and Smart Mobility

ベトナムの「グリーン&スマートモビリティ(GSM)株式会社」は12月18日、インドネシア初となるEVタクシーサービス「Xanh SM」を正式に開始した。これにより、インドネシアのクリスマスや新年の交通需要を支えるとともに、グリーン経済の発展と雇用創出への貢献が期待される。

GSMは、Vingroup創設者で会長のファム・ニャット・ヴオン氏によって設立された企業であり、同社が海外進出するのはラオスに続き2カ国目である。スマートで環境に優しいモビリティソリューションを掲げ、東南アジアの急成長市場を開拓し、グローバルなグリーン化を推進することを目指している。

インドネシアのジャカルタで行われたサービス開始記念式典には、政府関係者や各国の大使、戦略的パートナー企業約100社が出席した。

インドネシア投資省のパク・リヤトノ氏は、Xanh SMが国内外の投資を促進するだけでなく、イノベーションや雇用創出、国民の生活水準向上に寄与すると述べた。また、ベトナム駐インドネシア大使のタ・ヴァン・トン氏は、このサービスがインドネシアのプラボウォ・スビアント大統領が掲げる2050年または遅くとも2060年までのネットゼロ排出目標に合致していることを指摘した。

今回のGSMの進出は、インドネシア市場における環境配慮型交通手段の普及を後押しし、同国が目指すグリーン経済と持続可能な社会の実現に寄与する動きである。

※ソース

Vietnam's Vingroup launches electric taxi service in Indonesia - VnExpress International
Vietnam's Green and Smart Mobility (GSM) JSC officially launched its Xanh SM electric taxi service in Indonesia on December 18.
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