【マレーシア】JBシティ・スクエア、大規模改装で新施設を導入

マレーシア
An artist's impression of the refreshed City Square, which faces the border checkpoint in Jalan Tun Abdul Razak. PHOTO: JBCS

ジョホールバルの代表的なショッピングモール「シティ・スクエア(City Square)」が大規模なリニューアルを進めている。今回の改装では、ホテルアパートメントやヘルス&ウェルネス施設などの新たな機能を加え、2027年第4四半期の完成を目指している。モールを運営するジョダヤ・カリャ(Johdaya Karya)によると、改装期間中も施設は「全面的に営業を継続する」という。

改装に伴い、書店「ポピュラー(Popular)」や生活雑貨店「ミスターDIY(Mr. DIY)」など一部のテナントは、2025年初頭に上層階から退去した。

シティ・スクエアは1990年代半ばに開業し、ジョホールバル中心部に位置する。スルタン・イスカンダル・チェックポイント(CIQ)とは歩道橋で直結しており、シンガポールとジョホールバルを往来する旅行者にとって“最初と最後の立ち寄り先”として長年親しまれてきた。

しかし近年は、ミッドバレー・サウスキーやパラダイム・モールといった新興施設の登場により競争が激化している。これを受け、今回の再開発では約1万5,000平方フィートの子ども向けアドベンチャーパークやヘルス&ウェルネス・ハブ、そしてホテルアパートメントを新設することで、新たな魅力創出を図る。

オリーブ・ツリー・プロパティ・コンサルタンツのタン・ウィー・ティアム専務取締役は、「マッサージや美容、スリミング、ヘアサロンなどのウェルネス関連サービスは、為替レートの優位性を活用したいシンガポール人旅行者に人気が高い」と指摘。「競争力のある価格設定ができれば、シティ・スクエアは他のモールに代わる有力な選択肢となり得る」と述べた。

また、ホテルアパートメントの新設により、シンガポールの高い宿泊費を回避したい短期滞在者や、シンガポール観光を計画する国際旅行者など、新たな客層の取り込みが期待されている。

モールを所有するのは、マレーシアの実業家ロバート・クオック氏率いるクオック・グループ傘下のシンガポール企業、オールグリーン・プロパティーズ(Allgreen Properties)である。同社は2024年にシンガポール政府系ファンドGICの不動産部門からシティ・スクエアの株式を取得した。現在、グレート・ワールドやタンリンモールなど、シンガポール国内で複数の商業施設を運営している。

今回の改装により、モールの延床面積は約2万平方フィート拡張され、総面積は約56万8,900平方フィートとなる予定である。約300のテナントを収容するほか、廃棄物管理の高度化や省エネ型冷却システムの導入も進める。

シティ・スクエアの再開発は、2026年12月に開業予定のシンガポール–ジョホールバル間高速鉄道「RTSリンク」との連動を見据えたものでもある。交通アクセスの改善により来館者数の増加が期待されている。

オールグリーン・プロパティーズのトー・リョン・チャイ社長は、「シティ・スクエアは長年にわたり、地元住民や旅行者に愛されてきた。今回の投資は、同モールが今後も小売・レジャー・ライフスタイルの中心地として発展し続けるための取り組みである」と述べた。

※ソース

JB City Square mall undergoing revamp to include hotel apartments, health and wellness hub
The mall's transformation is expected to be completed by the fourth quarter of 2027. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.
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