【シンガポール】Grab、カラン川横断のドローン配送を試験導入へ

シンガポール
Customers placing orders within the Tanjong Rhu area can choose to opt into the trial by selecting the Drone Delivery (Beta) option on the Grab app. PHOTOS: GRAB

配車・配達プラットフォームのGrabは、カラン川を横断するドローンを活用したフードデリバリーの実証実験を、タンジョン・ルー地区で実施する。期間は約3カ月を想定している。

同地区では、住宅地と飲食店が集まるエリアの間をカラン川が隔てており、配達員が大きく迂回する必要があることから、配達時間の長期化が課題となっている。Grabは、ドローンを導入することで複雑なルートを回避し、配送効率の向上を図る。

実験には、Grabアプリで注文時に「ドローン配送(ベータ版)」を選択することで参加できるが、事前予約注文に限られる。1回の配送につき注文できる商品は1品のみで、重量やサイズ、液漏れの恐れなどから、対象商品は事前に選定されたメニューに限定される。

対象となる飲食店は、管理された環境での運用を目的に、ブギス、カンポン・グラム、サンテック・シティの店舗に限られる。実験はGrabとSTエンジニアリングの無人航空システム部門が共同で実施し、社内テスト終了後、火曜から日曜の午前10時から午後6時まで行われる予定だ。開始時期や追加料金の有無については未定としている。

ドローン配送は1日最大28件で、カラン川往復の平均飛行時間は約8分となる。雨天時や旧正月、グッドフライデー、ハリラヤなどの祝日には運用を停止する。

配送は、配達員が注文品を指定の発着地点まで運び、ドローンで川を横断した後、別の配達員が最終配送を担う方式を採用する。Grabは、ドローンが難所を担い、配達員が確認や受け渡しといった役割を担うことで、安全性と効率性の両立を図るとしている。

また、ドローンは通常の会話程度の騒音レベルで設計され、主に水上を飛行するため周辺への影響は限定的だと説明した。搭載カメラについても、映像の記録や保存は行わないとしている。

※ソース

Grab to launch drone food delivery trial in Tanjong Rhu
Grab is trialing drone food delivery in Tanjong Rhu, Singapore, aiming to cut delivery times by flying orders across the Kallang River. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.
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