シンガポールの複合企業大手 Keppel は5月18日、通信会社 Simba Telecom による M1 買収契約を期限到来に伴い失効させる方針を明らかにした。背景には、Simbaに対する規制違反疑惑を巡り、シンガポールの Infocomm Media Development Authority (IMDA)が買収審査を停止したことがある。
IMDAは、Simbaが未認可の周波数帯を利用して携帯通信サービスを提供していた疑いについて調査を進めており、違反が確認された場合は通信法違反として最大100万シンガポールドル、または年間売上高の10%に相当する罰金が科される可能性がある。
Keppelのロー・チンフアCEOは、IMDAの判断を尊重するとした上で、今後はM1の効率化と企業価値向上に注力すると説明。AI活用による業務自動化やコスト削減を進め、将来的な売却機会を引き続き模索する方針を示した。
SimbaとM1の統合計画は2025年8月に発表され、実現すれば業界最大手 Singtel に対抗する通信事業者の誕生につながると注目されていた。Keppelは今後、新たな買収候補先を探す一方、M1の収益化計画は1〜2年程度遅れる見通しだとしている。
※ソース
Keppel to allow Simba’s bid for subsidiary M1 to lapse, explore new buyers
Keppel will seek new buyers for M1 as Simba's acquisition bid is set to lapse amid a regulatory probe into alleged breaches. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.


