【シンガポール】 人口611万人に増加、出生数微増も高齢化と未婚率上昇続く

シンガポール
Singapore’s population continued to age rapidly as at June 2025, and more Singaporeans remained single. PHOTO: ST FILE

シンガポールの人口は2025年6月時点で611万人となり、前年から1.2%増加した。増加の主因は建設業の労働者や家庭内ヘルパーを中心とする非居住者人口の拡大である。これはNational Population and Talent Division(NPTD)が9月29日に公表した「Population in Brief 2025」で明らかにされた。

一方で、国民の高齢化と独身者の増加は進行している。ただし出生数にはわずかながら改善が見られた。2024年の市民出生数は29,237人で、前年の28,877人から1.2%増加した。市民出生は少なくとも片親がシンガポール国籍を持つ子どもを指す。

合計特殊出生率は0.97で、2023年の過去最低水準から横ばいであった。

2025年6月時点の市民人口は366万人で、前年の364万人から微増。永住権保持者(PR)は54万人で横ばいだった。非居住者人口は191万人に達し、その約3分の2を外国人労働者が占め、残りは家庭内ヘルパー、扶養家族、留学生などである。

2024年に新たに市民となった人の64.3%は東南アジア出身で、32.8%はその他のアジア諸国、3%未満がそれ以外の地域出身だった。新規の成人市民は全員PR保持者から選ばれており、PRの多くは25〜59歳に属している。

過去5年間の年平均人口増加率は1.5%と、2015〜2020年の0.5%を大きく上回った。NPTDによれば、チャンギ空港第5ターミナルの建設や住宅供給拡大といった主要インフラ事業を支えるため、建設労働者の受け入れが増加したことが背景にある。

非居住者人口は前年比2.7%増の191万人。2024年6月から2025年6月の間に、外国人労働者は3万4,000人増加した。対象はすべてのワークパス保持者で、家庭内ヘルパーは含まれない。

市民の中央値年齢は2024年の43.4歳から2025年には43.7歳へ上昇。65歳以上の比率は19.9%から20.7%に上がった。

婚姻件数は減少傾向にある。2024年の市民婚姻数は22,955件で、2023年の24,355件から5.7%減少。2020〜2024年の平均は年間約2万3,000件で、2015〜2019年の年間平均2万3,600件を下回った。

また初婚年齢も上昇傾向にある。2024年の男性の初婚中央値は30.8歳で、10年前の30.1歳から上昇。女性は29.1歳で、2014年の27.9歳から上がった。

さらに独身率も増加しており、2019〜2024年の間にほぼすべての年齢層で上昇が見られた。特に25〜29歳および30〜34歳の若年層において独身者の割合が顕著に高まっている。

※ソース

S’pore population now at 6.11 million, with 1.2% rise due to more construction workers, helpers
Singaporeans are marrying later and having smaller families, noted the annual report. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.

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