【カンボジア】1-8月のRCEP加盟国との貿易額は229億万ドル

カンボジア

カンボジアの関税消費税総局が9月20日の発表した報告書によると、2024年最初の8か月間における地域的な包括的経済連携協定(RCEP)加盟国との貿易額は前年同期比17.2%増の229億2,000万米ドルに達した。

2024年1月から8月にかけての総貿易額(すべての国を含む)は369億4,000万米ドルで、そのうち62%がRCEP加盟国との貿易によるものだった。

カンボジアのRCEP加盟国への輸出額は15%増加の60億5,000万米ドルで、RCEP加盟国からの輸入額は18%増の168億7,000万米ドルだった。

RCEPの枠組み内で、カンボジアの主要な貿易相手国としては、中国、ベトナム、タイ、日本、シンガポールが挙げられる。

RCEPは2022年に発効した画期的な地域貿易協定であり、アジア太平洋地域の加盟国15か国間の貿易や投資、経済活動を円滑にしている。ASEAN10か国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)と、中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国が加盟している。

RCEPはカンボジアの貿易拡大の主要な推進力となっており、商業省のペン・ソビチェアット報道官は、保護主義の高まりや世界的な需要の低下などの課題にもかかわらず、RCEPが地域の貿易統合と協力を強化し、加盟国全体に利益をもたらしていると述べている。

※ソース

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