カンボジア大使館(日本)は、ASEAN-日本センターと連携し、カンボジア料理や特産品を紹介する「カンボジア・フードショー」を2025年2月21日に開催する。このイベントは、食文化を活用した外交推進や貿易拡大を目的とし、カンボジアの経済外交戦略の一環である。
イベントでは、カンボジアのシェフによる料理実演、文化パフォーマンス、特産品展示、さらにクメール料理や観光資源に関するプレゼンテーションが行われる予定である。特に、試食を交えたネットワーキングセッションでは、日本の旅行会社や参加企業とのビジネス関係構築が期待されている。また、日本からの投資家や観光客の増加を促進する場ともなる。
この計画に向けて、カンボジア大使のトゥイ・リ氏と商務官のシン・サライ氏は今週、ASEAN-日本センターの代表者と協議し、イベント準備を進めている。
2024年のカンボジアと日本の二国間貿易総額は19.5億ドルに達し、前年比18.94%増加したことがカンボジア商務省の報告で明らかになった。カンボジアの日本向け輸出は12.72億ドルで、19.38%の増加を記録した。また、カンボジアに登録されている日本企業の数は88社で、前年から20.55%増加している。
今月初めには、日本政府観光局(JNTO)が主催する「ジャパン・トラベルフェア」がプノンペンのイオンモール2で開催され、日本文化と伝統がカンボジア国内に紹介された。このイベントは、両国間の観光連携を強化する重要な機会となった。
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