ベトナムの自動車メーカーVinFastは、西ジャワ州スバンに電気自動車(EV)工場を建設する計画を発表した。投資額は4兆ルピア(約2億3,700万米ドル)で、年間5万台の生産を目指す。
工場建設はラマダン明けに開始され、2025年の稼働を予定している。さらに、VinFastはインドネシアの再生可能エネルギー分野への投資やEV充電ステーションの設置も計画している。
VinFastの投資計画について、インドネシアのロサン・ルスラニ投資・下流産業大臣が5日、ジャカルタの大統領宮殿で明らかにした。工場の敷地面積は120ヘクタールで、価格帯2億~6億ルピア(約1万2,000~3万5,000米ドル)のEVを複数生産する予定である。
同社はインドネシアをEV生産の拠点の一つとして位置付けており、同国で製造された車両は国内市場だけでなく、輸出にも供給される見込みである。ルスラニ大臣によれば、工場建設に向けた準備は順調に進んでおり、政府も支援を行い早期の稼働を後押しする方針である。
さらに、VinFastはインドネシアの再生可能エネルギー分野への投資にも意欲を示している。西ヌサ・トゥンガラ州での太陽光発電所(PLTS)や、スラウェシ島での風力発電所(PLTB)の開発を検討しているという。
また、同社はジャワ島を中心に3万~10万基の公共EV充電ステーション(SPKLU)を設置する計画であり、最大規模の10万基を整備する場合、投資額は約10億米ドルに達すると見込まれている。
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