【マレーシア】ボイコットで誕生、マレーシア版「KFC」急成長

マレーシア
Ahmad’s Fried Chicken originally started out of a food truck, and has since grown to 35 outlets. PHOTO: AHMADSFRIEDCHICKEN/INSTAGRAM

地元ブランドが市場を席巻
2024年、マレーシアのライルラトゥル・サラジャナ・モハメド・イスマイルさんは、子どもたちのKFC代わりのフライドチキン欲求に応え、自宅で揚げる日々を送っていた。米国のイスラエル支援に抗議する形で、多くのムスリムと同様、アメリカ系ブランドをボイコットしていたのである。

この家庭から生まれたのが「アフマド・フライドチキン」だ。フードトラックから始まった同チェーンは、わずか1年で35店舗に拡大。2026年末には約110店舗に増える見込みである。

ボイコットが地元ブランドを後押し
パレスチナへの連帯を理由にグローバルチェーンを避ける動きは、地元ブランドの成長を促している。カフェチェーン「Zuspresso」は2024年に店舗数を倍増し、「Zus Coffee」として国内最大のコーヒーチェーンに成長。地元風味のココナッツやパームシュガーを使ったメニューも人気だ。

地政学コンサルタント会社「Viewfinder Global Affairs」のアディブ・ザルカプリ氏は「この消費者の変化は恒久的だ」と指摘する。

市場規模と影響
マレーシアのフードサービス市場は2030年までに約275億ドルに拡大すると予測されるが、ボイコットによる顧客離れは商業的影響を及ぼす。同様の動きは中東やインドネシアでも見られ、グローバルチェーンの市場シェアに変化が生じている。

成功を収める地元ブランド
「アフマド・フライドチキン」は月間売上約300万リンギットを記録。初期投資700,000リンギットを大きく上回る成果を上げている。シャーアラムの店舗は国際チェーンに匹敵する外観と内装で、常連客は「地元ブランドで十分。政治的問題もない」と支持している。

地元ブランドへの支持は今後も続く見込みであり、マレーシア市場におけるグローバルチェーンの戦略にも影響を与えそうである。

※ソース

In an act of boycott, Malaysia makes its own ‘McDonald’s’
Malaysian consumer shift to home-grown alternatives appears to have staying power. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.
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