OCBC銀行は、新たに7歳から15歳の子供向けに設計された銀行口座「MyOwn Account」を提供する。この口座は、親の監督のもと、子供がデジタルバンキングを利用できる初の試みとなる。
現在、シンガポールではほとんどの銀行口座の開設年齢は16歳以上とされており、それ以下の年齢の子供は親と共同で口座を持つのが一般的である。
OCBCの新しい取り組みでは、子供自身がデジタルアプリを通じて口座を管理できるようになり、自分名義のデビットカードも利用可能となる。
この口座は10月20日から利用可能で、親がOCBC Digitalアプリを使って開設する。子供たちはQRコードを使った支払いやPayNowを利用した送金も行える。一方、親は自分のアプリから子供の取引内容や残高を監視できる。
OCBC銀行は、この新しい口座が特にデジタルデバイスに慣れ親しんだティーンエイジャーにとって、キャッシュレス時代における金融教育の一環となることを期待している。さらに、親の監督下での経済的自立を促進するため、特別な金融リテラシープログラムも導入される予定だという。
OCBCの発表によると、2022年以降、16歳で自分名義の口座を開設するティーンエイジャーの数は25%増加しており、今回の新口座がさらに多くの子供たちに金融の基本を学ぶ機会を提供すると見込まれている。
※ソース
Kids as young as 7 to be able to operate their own bank accounts with OCBC
The minimum age to open most bank accounts in Singapore is 16. Read more at straitstimes.com.