円相場が6月30日、対シンガポールドルで一時1シンガポールドル=125.49円と過去最安値を更新した。2026年に入ってから円はシンガポールドルに対して約2.9%下落しており、日本旅行や買い物がシンガポールの消費者にとって一段と割安になっている。
円安の背景には、米国の高金利が続くとの見方による日米金利差の拡大がある。日本銀行は6月に政策金利を1%へ引き上げたものの、市場への影響は限定的で、円安基調は続いている。
日本政府は円安を警戒しており、片山さつき財務相は必要に応じて為替介入を含む「断固たる措置」を講じる考えを示した。一方、市場では、日米金利差や日本の構造的な経済課題が解消されない限り、介入による円安是正効果は一時的との見方が広がっている。
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