タイでは、世界的なエネルギー価格の上昇を背景に、生鮮食品を中心とした価格上昇が進んでいる。中東情勢の緊張に伴うエネルギーコストの高騰が生産コストを押し上げ、特に肉類や卵などの価格に影響を与えている。
鶏肉や豚肉は3月以降上昇傾向が続き、部位によっては1割前後の値上がりが確認されている。卵も約1割上昇した。一方、野菜価格は概ね安定しているものの、ライムは天候要因による供給減で大きく値上がりした。
商務省の分析によると、供給逼迫も重なり、特に食肉価格の上昇が顕著となっている。生産者物価指数(PPI)は2026年第2四半期も上昇基調かつ不安定な動きが続く見通しで、エネルギー価格と為替が主な押し上げ要因とされる。
一方で、購買力の弱さや競争の激化を背景に、シャンプーや食用油など一部の消費財では値上げが抑制され、プロモーションによる対応が続いている。
当局は現在、パーム油や日用品の値上げ申請を審査中であり、近く判断が下される見込みだ。現時点で正式な値上げは認められていないものの、サプライチェーン全体でコスト圧力が高まっており、今後さらなる価格上昇につながる可能性がある。
※ソース

Fresh food prices in Thailand surge as cost pressures spread wider
Fresh protein products are leading the increase as producers struggle with energy price volatility. Read more at straitstimes.com.


