【タイ】マスターカードが警鐘、バンコク旅行で詐欺被害が多発

タイ
kmariusによるPixabayからの画像

バンコクをはじめとするタイの人気観光地を訪れる予定の旅行者は、詐欺被害に対して十分な警戒が必要である。マスターカード・エコノミクス・インスティテュートの新たな報告書によると、タイの首都バンコクは観光客が詐欺の被害に遭いやすい都市として挙げられている。

この報告書はCNBCなど複数のメディアで広く取り上げられており、観光業が詐欺の被害を受けやすい分野の一つであることを強調している。特に旅行シーズンのピーク時には、詐欺の件数が大幅に増加する傾向があるという。

調査によれば、旅行代理店やツアー予約に関する詐欺の発生率は、他の業種の平均と比べて4倍以上に上る。さらに、夏の観光地では詐欺報告が18%以上増加し、冬のリゾート地ではその割合が28%に達するという。

バンコクでは特に、タクシーやレンタカーに関連する詐欺が多く発生していると報告されている。市内で報告された詐欺のうち、48%がこれらの交通手段に関するものだ。報告書では「支払い後にツアーが実施されなかったり、宣伝内容とはまったく異なる内容だったりするケースが多い」として、典型的な詐欺の手口を紹介している。

都市ごとに詐欺のリスクには大きな差があるが、バンコクは特に被害が多い地域とされている。マスターカード・エコノミクス・インスティテュートのアジア太平洋地域チーフエコノミスト、デビッド・マン氏は地理的な違いについてこう述べている。「ある都市では旅行業界やツアー会社が主な詐欺の発生源である一方、別の都市では飲食業など他の業種に詐欺が集中している。たとえばロサンゼルスでは、飲食関連のビジネスが特定の詐欺の最大の発生源となっている。」

報告書では、タイのプーケットやトルコのアンタルヤではホテル予約に関する詐欺が多発していることにも言及されている。一方で、詐欺報告が最も少なかった都市としては、サンフランシスコ、ダブリン、ソウル、ブダペスト、エディンバラなどが挙げられている。

これに対し、詐欺報告が多かった都市としては、カンクン、ハノイ、ダッカ、そしてバンコクが名を連ねている。

詐欺の手口も地域によって異なる。たとえば、タクシーやレンタカーに関連する詐欺は、香港やバルセロナでは報告された詐欺のわずか2%にすぎないが、ジャカルタでは66%、バンコクでは前述の通り48%に上る。こうした数字は、タイの首都を訪れる旅行者が直面する特有の課題を浮き彫りにしている。

※ソース

Bangkok among cities with more reported fraud incidents: Mastercard study
Taxi and car rental services are areas where tourists encounter the most fraudulent activity. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.
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