【カンボジア】経済成長に向けた自動車・電子機器産業の発展計画を加速

カンボジア
Prime Minister Hun Manet (second right) inspected the Toyota assembly plant at the Royal Group Phnom Penh Special Economic Zone in May this year. KT/Khem Sovannara

カンボジア開発評議会(CDC)は、国内の自動車および電子機器産業の発展に向けたロードマップの準備を加速しており、これを経済財政政策委員会に提出して承認を求める。

声明によると、このロードマップの準備は、関連省庁や機関、産業関係者との協議のもと行われ、これら関係者の意見や提案を求めた上で、最終的に政府に提出して承認を得る予定だという。

CDCの第一副会長であるサン・チャントール氏は、このロードマップがカンボジアの将来の経済成長と産業発展を形作る上で重要だとしたうえで、特に自動車および電子機器産業を強化するための重要な一歩だと強調した。

自動車産業と電子機器産業は、カンボジアが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から経済を立て直し、今後の経済成長や近代化、多様化を進める上で特に重要な分野とされている。

チャントール氏は、ロードマップのドラフト案が近く経済財政政策委員会に提出され、さらなる審査と承認が行われると述べた。最終的に完成した際、このロードマップは政策立案者、投資家、産業関係者にとっての指針となる文書として機能する。

フン・マネット首相は以前、カンボジアが地域および世界市場への輸出を目的とした自動車部品および電子部品の生産拠点となることを目指しており、これが国の社会経済発展に多くの好影響をもたらすと述べている。

ここ数年、カンボジアは国内に多数の自動車組立工場を迎え入れており、その結果、自動車の輸入は減少傾向にある。現在、国内には6つの自動車組立工場があり、そのうち4つはすでに稼働しており、他の2つは稼働準備中。

※ソース

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