シンガポールの7-Elevenが、従来の利便性中心のモデルから「食と体験」を重視した新コンセプト店舗へと刷新を進めている。
CBDのCapitaSpring店では、立ち食い用テーブルや自作スムージーマシンを設置し、パイやトースティーなどのホットフードを拡充。昼休みのオフィスワーカーが立ち寄る人気店となっている。
「日本や韓国のように、食が中心でワクワクするコンビニを目指している」と語るのは、7-Eleven・シンガポールのアヌシュリー・コースラ社長だ。「スーパーマーケットでは手に入らない、新しい商品と発見の場にしたい」と意欲を示す。
店内では、飲料を自由にミックスできる「ドリンクミックスステーション」や、人気の「ブラインドボックス(中身が分からないコレクタブル)」コーナーを展開。限定の「クレヨンしんちゃん」シリーズも登場するなど、エンタメ性を強化している。
同時に、トースティーやピザ、バーガー、麻辣おにぎりなどローカル向け即食メニューも拡充。飲食スペースを設けた店舗も増やしている。
2025年末までに50店舗、2026年にさらに50店舗の改装を予定。現在国内約500店を展開しており、改装後は売上と来店時間がともに増加している。
「モダンで居心地が良いとの声が多く、SNS映えする要素も好評です」とコースラ氏。トレンド対応にも積極的で、2025年初めには「ドバイ発チョコレートバー」をいち早く導入した。
また、2025年2月に導入したモバイルアプリは、事前注文や在庫確認、割引購入などが可能で、すでに25万件以上ダウンロードされている。
7-Eleven・シンガポールは、ジャーディン・マセソン・グループ傘下のデイリーファーム・インターナショナルが運営しており、アジア各地で食品・美容・コンビニ事業を展開している。
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