元ジョホール州議会議員のブー・チェンハウ氏は、イスカンダル・プテリとシンガポールを結ぶ第2の高速輸送システム(RTSリンク)の導入を提案した。
ブー氏は、クアラルンプール・シンガポール間の高速鉄道(HSR)計画よりも第2のRTSリンクを優先すべきだとし、費用や時間を抑えられることからジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)の発展により効果的であると述べた。
現在建設中のジョホールバル-シンガポール高速鉄道(RTS)リンクは2026年12月に完成予定で、ブキ・チャガーとシンガポール・ウッドランズ・ノースを約5分で結ぶ。ピーク時には1時間あたり1万人の輸送能力を持ち、国境を越えた移動の利便性向上と両国関係の強化が期待されている。
ブー氏はまた、ジョホール州内の公共交通インフラ整備の重要性を指摘し、ブキ・チャガーのRTS駅からJS-SEZの各地域を結ぶLRT(ライトレール)システムの整備を急ぐべきだと主張した。これにより、通勤需要の増加に対応し、特にピーク時の混雑緩和に役立つと述べた。
一方、HSR計画については、これまでにマレーシア政府が2度にわたり一方的に中止した経緯があり、再開には国民やシンガポール政府の理解を得るための時間と努力が必要だと慎重な見方を示した。
※ソース

A second RTS Link will boost JS-SEZ growth, says ex-Skudai rep
JOHOR BARU: A former Johor assemblyman has called on the authorities to consider a second Rapid Transit System Link (RTS Link) to connect Iskandar Puteri and Singapore.